美容鍼には肌のターンオーバーを促進する効果が期待できます。
ターンオーバーが促進されることで、美容に良いことが多くあります。
今回の記事では、「肌のターンオーバー」について詳しくご紹介します。
1.ターンオーバーとは?

肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みを「ターンオーバー」といいます。
肌は、表皮、真皮、皮下組織が重なり作られていますが、ターンオーバーが起こるのは一番外側に存在する表皮で起こります。
ターンオーバーとは肌の生まれ変わるサイクルのこと
表皮は、肌の外側から順に「皮膚膜」「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の層に分けられます。
この中で、基底層(表皮の一番内側にある)で細胞が作られます。その後、細胞分裂をしながら肌の外側に向かって押し上げられます。角質層まで到達した細胞は最終的に垢となり剥がれ落ちます。
この肌の生まれ変わるサイクルのことをターンオーバーといいます。
肌のサイクルは約4週間
健康的な肌の場合、ターンオーバーは約4週間で行われます。
基底層でできた細胞は約2週間で角質層に押し上げられていきます。
その後、細胞が角質層に2週間とどまり、その後垢として剥がれ落ちます。

2.ターンオーバーの乱れは肌トラブルにつながる
角質層では、細胞と細胞の間に、水分や細胞間脂質などの保湿成分が埋まっています。
しかし、ターンオーバーの乱れで細胞間脂質が不足してしまうことにより、細胞同士のつながりが弱くなり、皮膚のバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下した肌は、外界からの刺激に敏感になってしまいます。さらには乾燥が進んでしまい肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。

3.ターンオーバーを乱れさせる原因
生活習慣の乱れ
睡眠不足や運動不足などにより血流が滞ってしまったり、リンパの流れが悪くなるで新しい細胞が生まれにくくなってしまいます。
乾燥
乾燥により肌のバリア機能が低下してしまい、ターンオーバーが乱れてしまいます。
間違ったスキンケア
化粧品が肌に合っていないことや、洗顔でゴシゴシ洗うなど表皮を傷つけてしまうことで、角質層の肌が剥がれ落ちてしまい未成熟の肌が表面に露出してしまいます。
加齢
年を重ねるごとにターンオーバーサイクルは遅くなっていきます。主な理由として基底層で新しい細胞の産生量が減ることがあげられます。
4.ターンオーバーを整えるために
紫外線対策
紫外線によりダメージを受けると、肌はそのダメージを早く回復させようとするため、ターンオーバーが早まってしまいます。普段から日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたり、肌に太陽の光が当たらないよう工夫するとよいです。
ビタミンBとCを摂る
ターンオーバーを促進したり、正常に保つために重要なのはビタミンB、ビタミンCです。
以下の食材を積極的に摂りましょう。
▼ビタミンB
・レバー
・ウナギ
・卵
・牛乳
▼ビタミンC
・アセロラ
・ゆず
・すだち
・レモン
5.美容鍼はターンオーバーを促進する

美容鍼により表皮に鍼刺激を加えることにより、顔の血流が促進されます。
血流が促進された結果、基底層の細胞産生量が増える効果が期待できます。新しい細胞を活発に生み出すことによりターンオーバーが促進されます。
以上、「肌のターンオーバーとは」というテーマで仕組みや対策などをご紹介しました。また、ターンオーバーを促進させるには美容鍼が有効です。ご興味のある方はぜひ当院へお越しください。
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両村鍼灸整体院
愛媛県松山市鉄砲町7-27Mayfair鉄砲町Pemiumテナント1F
TEL:089-989-6919
ご予約はお電話もしくは、LINE公式アカウントより受付しております。
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美容鍼 ¥6,800 -

顔に鍼を刺すことにより、しわ、くすみ、むくみなどを解消します。またターンオーバーの促進効果があるため肌荒れやシミの予防などが期待できます。 ご予約はお電話もしくは、LINE公式アカウントより受付しております。
記事の執筆者

両村 亘祐(りょうむら こうすけ)
1990年4月10日生まれ
鍼灸師/柔道整復師
愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。
臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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