乾燥肌でお悩みの方が当院へよくいらっしゃいます。乾燥の原因として、ターンオーバーの乱れがあげられます。ターンオーバーとは肌細胞の生まれ変わる仕組みのことをいいます。美容鍼でターンオーバーをととのえることで肌の乾燥を防ぐことができます。今回の記事では、ターンオーバーの仕組みをはじめ、美容鍼が及ぼす効果についてご紹介します。
・ターンオーバーの仕組み
・約4週間で肌は生まれ変わる
・肌のバリア機能が低下して乾燥が進む
・真皮層の血流を促進し肌細胞を活性化する
1.ターンオーバーとは
肌の細胞が一定周期で生まれ変わる仕組みをターンオーバーといいます。肌は、表皮、真皮、皮下組織が重なってできていて、ターンオーバーは肌の一番外側にある表皮で起きています。
ターンオーバーの仕組み
表皮は、4つの層に分けられています。外側から角層(かくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)と呼ばれます。
この中で、一番内側にある基底層で作られた細胞が分裂して、少しずつ形を変えながら肌の外側に向かって押し上げられていきます。一番外側の角層まで押し上げられた細胞は最終的に垢となって剥がれ落ちていきます。

ターンオーバー周期は約4週間
基底層で作られた細胞は細胞分裂をしながら約2週間で角層まで押し上げられていきます。その後、細胞は角層で2週間程度とどまって肌の保護をします。合計4週間かけてターンオーバーが起こります。

2.ターンオーバーの乱れは乾燥の原因になる
肌のバリア機能が低下して乾燥が進む
ターンオーバーの乱れによって、肌細胞が未成熟な状態になります。角層の肌細胞が未成熟であれば、バリア機能が低下してしまい、水分を外に逃がしてしまったり、紫外線などの肌ダメージも受けやすくなってしまいます。その結果、肌の乾燥が進んでしまいます。
ターンオーバーが乱れる原因
代表的なものとして食生活の偏りや睡眠不足をはじめ、ストレス、紫外線などがあげられます。その他、加齢によってもターンオーバー周期が遅くなっていきます。
3.美容鍼でターンオーバー周期をととのえる

肌の血流を促進し肌細胞を元気にする
美容鍼は、肌の血流を促進する効果があります。肌の血流が促進されることで細胞分裂を促し、健康的な肌細胞を作ることができます。角層まで到達した肌が健康で成熟した状態になると保護・保湿力が強くなり肌の乾燥を防ぐことができます。
4.まとめ
肌の乾燥を防ぐためには、ターンオーバー周期をととのえることが必要です。ターンオーバー周期は生活習慣の乱れや睡眠不足、ストレスなどによって乱れてしまいます。美容鍼を受けることで肌の血流が促進され健康な肌細胞が作られて乾燥を防ぐことができます。肌の乾燥でお悩みの方は、ぜひ美容鍼をお試しください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者

両村 亘祐(りょうむら こうすけ) 1990年4月10日生まれ 鍼灸師/柔道整復師 愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。 臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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